- 株式会社ハーバルアイ
代表取締役橋口遼氏 - ファースト&タンデムスプリント法律事務所は、
薬機法にも精通し、医薬品・指定医薬部外品・健康食品の
ウェブ通販事業を一緒に展開できる力強いパートナーです。
ハーバルアイは、医薬品のインターネット販売についての薬事法改正を契機に、医薬品の通信販売に参入し、事業を拡大しようとしていた。そのためには、薬事関連や消費者関連の各種規制を遵守し、守りを固めながら、マーケティングを強化し、攻めの経営を行う必要があった。
ハーバルアイにとって、医薬品のインターネット販売は将来の事業の発展のために必ず成功させなければならないミッションであった。そのためには法務を強化する必要があり、通販・EC事業に精通した弁護士を探していたところ、グループ企業から小野智博弁護士の紹介を受ける。「小野弁護士に実際にお会いして、通販・EC事業の法務に経験があり、薬事行政に詳しく、ビジネス目線での議論ができそうだと思い、顧問契約を決めました」(橋口氏)。
<迅速な契約を実現する法務レビューのスピード感>
医薬品のインターネット販売を強化するにあたり、必要となるのはパートナーとなる企業との契約である。ファースト&タンデムスプリント法律事務所は、薬機法やウェブ通販・EC事業に関わる契約については豊富な経験があり、ハーバルアイにとって実現可能でリスクの少ない契約となるように、各種契約の法務レビューを重ねていった。業務提携契約書、開発業務委託契約書、製薬会社との契約書、卸売に関する契約書、商品売買契約書、販売代理店契約書、販売委託契約書、出品契約書、安全管理に関する契約書、倉庫利用契約書、運送基本契約書、広告取引基本契約書、広告出稿サービス契約書、インターネット広告掲載契約書、映像制作及び広告に関する契約書、広告出演契約書など、必要な契約の種類は多岐にわたるが、それぞれについて、契約書案のレビュー、コメント、対案作成を順次行っていった。「チャットワークを使用した24時間体制のオンライン会議室を活用することで、スピード感をもって進行することができました」(橋口氏)。
<越境ECのための外国企業との契約も実現>
越境ECを進める段階では、パートナーとなる現地企業との契約が必要である。現地メディアとの英語での契約も必要となるが、その際には、現地の法律と日本の法律の両方を理解し、違いを理解して遵守する必要がある。ハーバルアイではこれまでに、タイやロシア企業との契約も行ってきた。「ファースト&タンデムスプリント法律事務所は国際契約にも対応しているので、越境ECも安心して進めることができます」(橋口氏)。
<薬膳おかゆと漢方医薬品の通販・EC事業は好調、異業種との新たなコラボや、越境ECでの東アジアプロジェクトにも期待>
ハーバルアイは創業当初からの目標であった薬膳おかゆと医薬品の販売を実現させ、オンライン広告やSNS施策などソーシャル戦略を成功させ、売上を伸ばしている。
現在は東アジア市場への展開を見据えており、中国やタイを筆頭に越境ECを進めていく計画である。その際もファースト&タンデムスプリント法律事務所とともに取組みを進めていく考えだ。