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Interview 依頼企業様事例

さくらフォレスト株式会社
所在地: 福岡県福岡市中央区警固2-12-23
設立: 平成26年4月1日
資本金: 1,000万円
売上高: 70億円
事業内容:サプリメント通信販売、WEB企画・販売戦略・商品企画、コンサルティング、コールセンター、不動産、宿泊業

サプリメントのウェブ通販を基幹事業に、海外展開と多角化を実現

さくらフォレスト株式会社(以下、さくらフォレスト)は、サプリメントのウェブ通販事業で国内での売上を大きく伸ばすことに成功し、海外展開と多角化を目指していた。同社は、国内ウェブ通販事業の強化と海外展開・多角化のリーガルパートナーとして、ファースト&タンデムスプリント法律事務所を選定。計画通り、ベトナム・台湾への進出を実現し、不動産や宿泊業などへの多角化も成功している。

プロジェクト概要

  • 導入前の課題
    海外規制への対応、現地企業との契約、現地での販路開拓
  • FTS Solution
    計画段階における海外規制の調査、現地企業との契約交渉支援、現地商慣習を理解したプロジェクトマネジメント
  • 導入後の効果
    ベトナム、台湾の拠点を計画どおり開設、現地企業との英語・中国語での契約を締結、海外販路を開拓し売上増を実現

STORY

さくらフォレスト株式会社
代表取締役 髙島 励央 氏
「ファースト&タンデムスプリント法律事務所は、国内から海外まで、ウェブ通販事業を一緒に展開できる力強いパートナーです。」

プロジェクトの背景

さくらフォレストは、健康食品・スキンケア・ヘアケアなどのウェブ通販事業(さくらの森)において売上を伸ばし、海外への展開を検討していた。そのためには、進出相手国の法律や税制、商慣習などをクリアし、現地企業との契約をまとめ、販路を開拓する必要があった。

ファースト&タンデムスプリント法律事務所の選定理由

さくらフォレスト株式会社にとって、海外展開は将来の事業の発展のために必ず成功させなければならないミッションであった。そのため、同社代表の髙島氏も福岡の経営者仲間とともに自ら海外視察を行っていた。米国サンフランシスコで小野智博弁護士と出会い、海外展開の実現に向けて意気投合する。「ファースト&タンデムスプリント法律事務所の海外でのネットワークと、海外展開支援の豊富な実績に加え、ビジネス目線での議論やスピード感、フットワークの良さがこれまでの弁護士事務所とは違うと思い、顧問契約を決めました」(髙島氏)。

ファースト&タンデムスプリント法律事務所の支援内容

<海外現地規制を乗り越えるネットワークとスピード感>
海外展開をするにあたり、最初に必要となるのは現地規制の調査である。ファースト&タンデムスプリント法律事務所は、ベトナム・台湾それぞれにパートナーとなる現地法律事務所及び会計事務所があり、それらの専門家を通じて、現地の法律・税制の調査を行った。そのうえで、さくらフォレストにとって実現可能なスキームを、担当役員の西尾和剛氏を中心とする海外担当チームとコミュニケーションを重ねながら検討していった。「従来の会議や電話のみならず、チャットワークを使用した24時間体制のオンライン会議室を活用することで、時差のある海外事業でもスピード感をもって進行することができました」(西尾氏)。

<海外企業との契約も、日本からのプロジェクトマネジメントで実現>
現地でビジネスを進める段階では、パートナーとなる現地企業との契約が必要である。パートナーシップ契約・販売店契約・代理店契約・人材の確保に関する契約・物流や倉庫などの業務を委託する契約、広告に関する契約など、必要な契約は多岐にわたるが、それぞれについて、日本語・英語又は中国語での対応と、契約書案のレビュー、コメント、対案作成を順次行っていった。その際には、現地の法律と日本の法律の両方を理解し、違いを理解して遵守する必要がある。「現地の弁護士・会計士と日本の弁護士がチームを組み、ファースト&タンデムスプリント法律事務所がプロジェクトマネジメントをしてくれるので、現地の法律も日本の法律も両方守りながら、プロジェクトを進めることができるので、安心です」(西尾氏)。

導入効果と今後の展望

<ベトナム・台湾は安定稼働、新たなアジアでのプロジェクトや事業の多角化に期待>
プロジェクトは少人数のチーム体制であったが、目標としていたベトナム・台湾での拠点開設を実現。販路開拓にも成功し、売上を伸ばしている。
さくらフォレストでは今後、他のアジア諸国へも同様に展開を進めていく計画であり、また、M&Aなどを行いながら国内事業も多角化していく計画である。その際もファースト&タンデムスプリント法律事務所とともに取組みを進めていく考えだ。