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通販・EC事業参入

ECサイトを始める方が知っておきたい法律事項

もし、あなたが化粧品や健康食品の販売会社を立ち上げたら、どのように商品を販売しますか?

会社を設立してすぐだと、資金力もマンパワーも豊富ではないでしょう。
大手化粧品メーカーのように、女性従業員に対面で販売してもらうわけにはいきませんよね。

そんなときに役立つのが “ECサイト” です。
自社商品を独自で販売するサイトを指し、近年では多くの企業がこのECサイトを持っています。

今回は、ECサイトを始めるにあたって知っておきたい法律事項をご紹介します。

1.利用規約

どんな商品を売るにしても、契約書を事前に用意しておけばトラブルに対する心配を軽減できるでしょう。

ECサイトで商品を売る場合も同様ですが、インターネットから商品を購入してくれる人に契約書の押印を求めることはできません。

そこで必要となってくるのが“利用規約”です。
利用規約がなくてもECサイトで商品を売ることは事実上可能ですが、取り決めもなく商品の売買をしているということになります。
この状態だと、いつトラブルが発生してもおかしくありません。

あらかじめ利用規約を定めておくことで、トラブルを防止することができるでしょう。

2.プライバシーポリシー

ECサイトを運営していると、商品購入者の名前や住所、電話番号といった個人情報を取り扱うことになります。
プライバシーポリシーは、この個人情報の利用目的などについて定めたものです。

平成29年5月30日に施行された改正個人情報保護法では、個人情報を取り扱うあらゆる事業者に個人情報の利用目的を特定することが義務づけられています。

個人情報の管理をしっかりしておくことは、企業への安心感にもつながります。

3.特定商取引法に基づく表示

特定商取引法という法律により、ECサイトは会社名や所在地をはじめとした一定の事項を表示しておかなければいけません。

ECサイトの運営側にとって、この規約の中で最も大切なのが“返品特約”になります。
返品特約では、「商品購入者からの返品を認めるのか」を決められます。
もし返品特約を定めておかないと、自社に問題がなかったとしても返品が認められる場合があります。

以上の規約類をしっかりと定めて、安心できるECサイトを運営していきましょう。

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